今回の【現物(チンチャ)が現れた!~まさか結婚するなんて~】はホームドラマ&ラブコメ!タイトル見ただけだと、どんな内容か想像できませんよね。ラブコメですが登場するそれぞれの夫婦の問題や人間の欲望、家族愛、そして思いやりとは…
回を重ねるごとに、人の性格って良くも悪くも変われるものなんだと感じました。このドラマを観て思ったのは誤解や喧嘩もあるけれどやはり絆があるのが家族なんだと考えさせられました。
あらすじ
偽装結婚
独身主義者のコン・テギョン(アン・ジェヒョン)は母の連れ子で義父は大企業の会長。その家族によそ者扱いされ、得に祖母に嫌われて寂しい思いをしていた。祖母の決めた相手と結婚するのが嫌でオ・ヨンドゥ(ペク・ジニ)と偽装結婚を計画し、オ・ヨンドゥは別れた元彼の子供を身ごもっていたため、仕方なく同意した。
3か月の契約結婚のはずがいつしかお互いを意識しはじめオ・ヨンドゥは気持ちを抑えコン・テギョンの元を去る。 一方テギョンはヨンドゥの事を必死で探すも見つからずあきらめようとするが...
元カレ登場
オ・ヨンドゥのお腹の子が自分の子ではないかと疑うキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)はテギョンの元婚約者のチャン・セジン(チャ・ジュヨン)と二人を引き離すことを企てる。キム・ジュナはオ・ヨンドゥを捨ててチャン・セジンと付き合うがセジンは本当はテギョンが好きだった。キム・ジュナも別れたオ・ヨンドゥのお腹の子が自分の子とわかるとテギョンと別れさせ自分の所へ来るよう仕向ける。
家族崩壊の危機
テギョンの母は義母にいじめられ、再婚相手の子供たちにも冷たくされながらもテギョンを溺愛し、耐えて来た。息子の子供を心待ちにしていた時、キム・ジュナが自分の子だと告げオ・ヨンドゥは裏切り者と家族みんなに虐げられてしまう。
実家の家族にも知られてしまい両家に別れるよう強要されるがテギョンは他人の子でも育てる決意をし、ヨンドゥを守ると約束する。
祖母の変化
やはりお婆さんも息子が一番可愛いがゆえ、嫁いびりをして来たが、テギョンの母がシヨックから冷たい人間になってしまったの見て過去を反省し、優しい人へと変わっていく。
最初はテギョンを嫌っていた祖母がヨンドゥに心を許し、二人を見守るようになる。独裁者のような祖母がテギョンの母に過去の冷たい態度や意地悪したことを謝りイノク(テギョンの母)も泣きながら許した。
お婆さんにイノクに謝るよう説得したのがヨンドゥと知り二人の事を許す気持ちになった。
キャスト
ペク・ジニ オ・ヨンドゥ役 塾の講師をして実家の家計を支える家長
アン・ジェヒョン コン・テギョン役 コン産婦人科不妊クリニック医師
チャ・ジュヨン チャン・セジン役 NXグループ秘書室長
チョン・ウィジェ キム・ジュナ役 投資専門家(チンチャの実父)
カン・ブジャ ウン・グムシル役 テギョンの祖母 血筋を重んじる人
チャ・ファヨン イ・イノク役 テギョンの母 シングルマザーとしてテギョンを育てた
ソヌ・ジェドク コン・チャンシク役 NXグループの会長(テギョンの義理の父)
17話からの代役
キャストの交代
当初、コン・テギョン役はクァク・シヤンさんで決まっていましたが映画の撮影と重なってスケジュールの都合がつかなくなり降板となりました。そこで抜擢されたのがアン・ジェヒョンさんでした。アン・ジェヒョンさんと言えばドラマで共演して結婚したク・ヘソんンさんを思い浮かべるでしよう。現在は離婚してますが… わりとクールなイメージが強いですが赤ちゃんを抱っこしてるパパの姿がとても新鮮でした。
そしてもう一人、義父役のホン・ヨンソプさんが突然17話からソヌ・ジェドクさんに代わっていて驚きました。最初は違和感がありましたが観てるうちになれました。降板理由は個人的な理由として明かされていませんが制作者側と得にもめることもなく円満に降板となったようです。
まとめ
最初、見始めたときはホームドラマかなと思い見ていましたがそのうちラブコメ要素が出てきて韓国ドラマあるあるの嫁いびりや金持ちの傲慢さなどがにじみ出ているストーリー。
韓国では妊娠してお腹の中にいる子供に名前をつけて呼ぶ習わしがあり、このドラマのタイトルのチンチャとは胎名のことです。チンチャの意味はマジ?とか本当に?と言う意味になります。劇中でお腹に向かってチンチャに話しかけるシーンもよく見かけました。
実際のところ、他人の子を自分の子として育てるのは物凄く勇気がいります。主人公も悩みに悩んで出した結論ですがやはりドラマの世界ですよね。
偽装結婚から本物の恋愛に変わっていくサクセスや家族それぞれの悩みや夫婦関係などの描写が面白くて人間の成長や心模様に涙することが多かったです。泣くドラマではなくて軽いラブコメかと思ったら意外と心に響く良いドラマでした。
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